東京都江東区辰巳のガルシア動物病院は、豊洲、東雲エリアから近く、有楽町線「辰巳」駅、京葉線「新木場」駅の利用が可能。

ワクチンについて

狂犬病予防法に関して

飼い主様には、狂犬病予防法で狂犬病ワクチン接種が義務付けられています。
生後91日以上の犬は飼い始めてから30日以内に1回、その後は毎年1回注射を受けなければなりません。また交付された注射済票を必ず犬につけておかなければなりません。

狂犬病ワクチンに関して

狂犬病は世界中、とりわけ隣国である中国や韓国でもまだ発生が見られる病気です。中国では年間約3000人以上が狂犬病で死亡しているとの報告があります。一度狂犬病が発生してしまうと撲滅は難しくなります。国際化がますます進む中で、日本に狂犬病がいつ侵入してもおかしくありません。狂犬病の流行を避けるためには犬へのワクチン接種がとても重要となります。


狂犬病予防法に基づく犬のワクチンは、犬のためではなく、人への感染予防のためにしています。人への狂犬病感染の第一原因は犬であり、インドでは98%が犬から感染しています。犬同士での感染を抑えることで、発生からの拡大を防ぎ、人への感染を防いでいます。

強直性完全麻痺
強直性完全麻痺
激しい流涎(嚥下困難)
激しい流涎(嚥下困難)

犬の混合ワクチンに関して

神経症状(痙攣発作)
神経症状(痙攣発作)
■犬ジステンパー

発熱、下痢、神経症状などが起こり、全身がおかされます。死亡率が高く、怖い病気です。治ってもいろいろな後遺症に苦しみます。

■犬アデノウイルス2型感染症

アデノウイルスによる感染症で、肺炎や扁桃炎などの呼吸器病を起こします。

目の白濁(ブルーアイ)
目の白濁(ブルーアイ)
■犬伝染性肝炎

アデノウイルスによる感染症で、肝炎を主とし、嘔吐や下痢、食欲不振などが起こり、目が白く濁ることもあります。
子犬では突然死することもある怖い病気です。

■犬パラインフルエンザ

パラインフルエンザによる呼吸器病で、咳や鼻水、扁桃炎を起こします。
アデノウイルスや細菌と一緒に『ケンネルコフ』と呼ばれる犬のカゼ症候群を引き起こします。

■犬パルボウイルス感染症

血液の混じったひどい下痢や嘔吐を起こす腸炎型がよく知られています。そのほかに、子犬に突然死をもたらす心筋型もあります。
伝染性が強く、死亡率も非常に高い怖い病気です。

激しい嘔吐
激しい嘔吐
血の混ざった、ひどい下痢
血の混ざった、ひどい下痢
■犬コロナウイルス感染症

腸炎を引き起こす感染症。下痢や嘔吐が起こります。
パルボウイルスと混合感染すると症状はいっそう重くなります。
コロナとパルボを一緒に予防することが重要です。

■犬レプトスピラ病 黄疸出血型・カニコーラ型

細菌によって腎臓や肝臓がおかされる、人と動物共通の怖い伝染病です。
代表的なものは、歯ぐきの出血や黄疸がみられる黄疸出血型と、高熱、嘔吐、下痢を起こすカニコーラ型の2種。この他にもいろいろなタイプがあるので注意が必要です。アウトドアで活動する犬ほど感染しやすいので予防が大切です。

猫の混合ワクチンに関して

口の中の潰瘍
口の中の潰瘍
鼻の症状(鼻水)
鼻の症状(鼻水)
■猫カリシウイルス感染症候群

かかり始めはくしゃみ、鼻水、発熱など、猫ウイルス性鼻気管炎に大変よく似ています。
症状が進むと舌や口の周辺に潰瘍ができることもあり、またときには急性肺炎を起こして死亡することもあります。
回復後もウイルスを排出し、感染源としても注意が必要です。

■猫ウイルス性鼻気管炎 FVR

ヘルペスウイルスによる感染症で、ひどいくしゃみ、咳、鼻炎などの呼吸器症状のほか、目やになどが多くなり、角膜炎や結膜炎を引き起こします。
高熱で食欲はなくなり、鼻水と涙で顔中くしゃくしゃの典型的なカゼの症状がみられます。 感染力が強く、他のウイルスとの混合感染も多いため、特に子猫の場合、重篤化し、死亡することがあります。また回復してもウイルスは体内に残り、ストレスなどで再発することがあります。

鼻の症状(鼻水)
鼻の症状(鼻水)
目の症状(目やに、涙)
目の症状(目やに、涙)
ひどい結膜炎
ひどい結膜炎
おびただしい下痢と嘔吐
おびただしい下痢と嘔吐
■猫汎白血球減少症

パルボウイルスが病原体の、白血球が極端に少なくなる病気です。
高熱、嘔吐、強い腹痛、食欲がなくなり、血様下痢が始まると脱水症状となります。
子猫や若い猫に発症が多く、体力のない子猫などは、たった1日で死ぬこともある怖い病気です。
妊娠猫がかかると胎子へ影響します。

■猫のクラミジア病

クラミドフィラ フェリスによる感染症です。
菌は眼や鼻から侵入するため、結膜炎、鼻水、くしゃみ、咳がみられます。肺炎を起こすこともあります。人に感染して結膜炎が起きた例も報告されています。

■猫白血病ウイルス(FeLV)感染症

持続感染すると80%が3年以内に死亡します。白血病やリンパ腫などの血液のガン、貧血、流産などを起こします。
病気に対する抵抗力(免疫)が弱まるため、いろいろな病気も併発しやすくなります。
感染してから発病までの期間が大変長く、その間は見かけ上健康にみえますが、ウイルスを唾液中に排泄し、他の猫へうつします。

 

写真提供 メリアル・ジャパン株式会社